今回は嬉野温泉街にある「赤い橋」をご紹介します。旅館大村屋の北川さんからの紹介コメントを見てみましょう。
- 大村屋・北川
- 知らない人には難易度が高いと思われがちですが、一度入るとワールドに引き込まれます。ジャズレコードやレコード機材が豊富で、外からは想像がつかない空間ですよ。シメに嬉しいフードメニューもいろいろあるんです。
赤い橋、いつも嬉野温泉公園からの道を抜けるときに気にはなっていましたが、なんとなく入れずにいました。一体、中はどうなっているんでしょうか。さっそく、行ってみましょう!
塩田川を掛かる赤い温泉橋のそばにある「BAR 赤い橋」
赤い橋は、その名の通り、赤い「温泉橋」のすぐそばにあります。こちらのツタに覆われた外観が目印です。グランドピアノ型の看板を良く見ると、「Jazz Spot 赤い橋」の文字が。
ツタの中に扉がありました。中に入ってみましょう!
店内に入ると、思っていたより明るい。
大きな窓から塩田川やライトアップされた赤い橋が見えるため、開放感があります。なんとなくガーデンテラスのような雰囲気。真っ暗なんじゃないかと思っていたので、ちょっぴり意外。
木々の奥に赤い橋が見えます。
春になると、この窓から桜も見えるのだそう。桜を見ながら、良い音楽に浸ってゆっくりとお酒を楽しめるなんて、贅沢ですね。
- 大村屋・北川
- 焼酎と日本酒の種類が豊富なので、ぜひ地元のものを飲んでみてください!
こちらはアルコールとフードのメニュー。手書きの文字が味わい深い。日本酒はたくさんの種類があるので、このメニューの中には入りきらず、別紙になっていました。
しっぽりと赤い橋のドリンクと北川さんおすすめのフードメニューを楽しみます。
赤い橋のおすすめドリンクメニュー①日本酒
- 取材班T
- え!日本酒がこんなにコップにたっぷり出て来るんですか?!想像の倍以上の量!
- 大村屋・北川
- そうなんです!どちらも佐賀のお酒ですよ。
- 取材班T
- 美味しい……。すいすい飲めるので、思わず飲み過ぎそうです。
- 編集長・大塚
- それにしても、さすが「Jazz Spot」。飲みながら音楽に浸れる環境が整っていますね。
- 大村屋・北川
- そうなんです。カウンターに並んでいる機材もすごいんですよ!僕はここのおかげで、良い音楽を聴きながら飲めるBARの良さを知りました。
赤い橋のおすすめフードメニュー①肉うどん
- 編集長・大塚
- バーに「肉うどん」があるとは……。
- 大村屋・北川
- この出汁が染みるんですよね。
- 編集長・大塚
- 九州っぽい柔らかい麺ですね。細めの麺に出汁が絡んで、美味しい。ホッとする味だ。
- 編集長・大塚
- いやー、たしかに……。出汁の暖かさと美味しさが、染み渡る……。
- 取材班T
- ところで、箸袋に「宝泉荘」と書いているんですが、これはいったい……?
- 大村屋・北川
- 実はここはもともとマスターのご両親がやっている「宝泉荘」という旅館だったんです。お箸にその名残が残っていますね。普通のお箸を使うよりも、味があっていいですよね。
赤い橋のおすすめフードメニュー②焼きビーフン
- 編集長・大塚
- バーに「焼きビーフン」か……。これも食べざるを得ない。
- 編集長・大塚
- 素朴で美味しい。お腹いっぱいなのに、ついつい食べてしまう。結局、飲んだ後はこういうのが一番美味しい気がします。
なんとも味がある「赤い橋」。
既に3軒目だった私たちですが、時を忘れて、わいわい話し込んでしまいました。居心地の良い空間で、とっても楽しかったです。
焼酎や日本酒が豊富でレコードと景色が楽しめる赤い橋
- CHECK!
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- 焼酎や日本酒の種類が豊富
- レコードをよい音響で楽しめる
- 中に入ると意外と開放的
「赤い橋」は、外観からはツタに覆われた外観からは、想像できない空間でした。「少し入りづらいお店なのかな」と思っていましたが、そんな心配はまったく無用です。
外の景色を眺めながら1人でゆったりと過ごすも良し。友人たちと食事やお酒を楽しみながらのんびりとした時間を過ごすも良し。
赤い橋には、それぞれがゆっくりと自分の好きな時間を過ごせる空気がありました。
赤い橋でお酒と音楽を堪能し、さっきまで店内から眺めていた赤い橋を渡って、旅館へ戻る。なんだか良い気分だなぁ。
初めて行くときは本当にドキドキすると思いますが、入ってみたら落ち着ける空間が広がっているので、ぜひ勇気を出して扉を開けてみてくださいね。
今回紹介した暮らし観光
Jazz Spot 赤い橋
- 住所
- 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿
- 営業時間
- 20:00~25:00
- 定休日
- 不定休
※掲載内容は、取材当時の情報であり、価格、営業時間、メニューなどは変更の可能性があります。現地でご確認ください。
【執筆・撮影】みたとも 【企画・編集】大塚たくま