嬉野温泉公園が作業にもリフレッシュにも最適だと聞いて行ってきた

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今回は嬉野市嬉野町にある「嬉野温泉公園」をご紹介します。

なんでも、嬉野温泉公園は、地元の方の憩いの場としてだけでなく、リフレッシュしながら仕事や勉強などができる場としての環境も整っているのだとか。

旅館大村屋の北川さんからの紹介コメントを見てみましょう。

大村屋・北川
川のせせらぎが落ち着く、昔から変わらない温泉街の風情が残る場所です。桜の木がたくさんあるので、花見の時期は昼はもちろん夜桜が感動的!電源と無料Wi-Fiが完備されている珍しい公園です。

川のせせらぎが聞こえる公園というだけでも最高なのに、電源とWi-Fiが完備されているなんて条件がそろいすぎていませんか?しかも春には桜が咲くなんて……!

そこで仕事をしたり、ゆっくりと過ごすには持ってこいの場所。まさに、ライターをしている人のために作られたのかと思うくらいの最高な仕事環境……!!早速現場へと向かいます。

嬉野温泉公園は塩田川のすぐそばでリフレッシュに最適

嬉野温泉公園は、JRバス「嬉野温泉駅」から徒歩10分ほどの場所にあります。嬉野のシンボルとも言われているシーボルトの湯のすぐ側にあり、真横には穏やかな塩田川が流れています。

公園は塩田川に沿って縦長に作られているため、5分程度で縦断できるくらいのサイズ感。ちょっとした散歩にちょうど良い、コンパクトな公園です。

塩田川の途中にあるこの段差。

この段差により、滝ほどの主張はありませんが、普通の川よりも、「ザー」っという川の心地良い音が強調されます。公園内には、塩田側の心地良い音が絶えず聞こえていました。天然のヒーリングミュージック。

公園の奥には、鮮やかの黄色の背景に堂々とした松の絵が描かれた能舞台が。季節のイベントなどで大活躍している舞台なのだそうです。

例年1月〜2月の時期に開催される「うれしのあったかまつり」の期間中に訪れると、公園内に灯籠が登場。温泉公園の雰囲気もいつもと変わって、ノスタルジックな雰囲気に包まれます。

実は嬉野温泉公園で嬉野を象徴する写真が撮れる

さらに進むと赤色が特徴的な温泉橋が。橋の真ん中あたりからシーボルトの湯のほうを見ると……

このように塩田川とシーボルトの湯が同時に画角に入ります。

この風景だけで「私はいま嬉野にいます!」というのが一瞬で伝わるため、ここでテレビの中継などがあることも多いそうです。ぜひここで、嬉野に来た記念の写真を撮ってみてくださいね。

写真を撮ったあとに、橋の途中から川の音を聴きながらボーッとするのもとても気持ち良かったので、気候の良い季節に試してみてください。

嬉野温泉公園が誇る究極のノマド「まちのリビング」

公園の中に入ってすぐ「まちのリビング」の看板が。

聞いていた通り、Wi-Fiと電源が無料だというのがわかりやすく記載してあります。嬉野市の無料公衆無線LAN「bihada Wi-Fi」が朝6時~夜10時まで公園全域で使えるだなんて、最高じゃないですか……!

少し進むと、嬉野川を眺められるように設置された机と椅子、その下にはもちろん電源が!

Wi-Fiと電源完備とは聞いていましたが、ここまで、「さあ、作業してください」と言わんばかりの、普通にデスクワークができそうな環境が整えられているとは思わず、興奮を隠せない取材班。

これはまさに「究極のノマド」

それもそのはず、嬉野温泉公園は、2020年に嬉野市で進行された企画「ワーケーション天国嬉野」の取り組みの一つとして、環境が整備されたのだそう。

川の音を聞きながら執筆に勤しむ編集長

コロナ禍でリモートワークが盛んになったことで、ワーケーションを取り入れる方が増えているため、嬉野市では旅行だけでなくワーケーションで訪れる方でも過ごしやすい環境になるよう、取り組みがされているのだとか。納得の環境です。

リフレッシュも!作業も!嬉野温泉公園で良いとこ取りしよう

CHECK!
  • 塩田川のすぐそばでリフレッシュに最適
  • 嬉野を象徴する写真が撮れるフォトスポットの温泉橋
  • Wi-Fiと電源を完備した究極のノマドスペースあり

憩いの場としてはもちろん、効率よく仕事をしながらしっかりリフレッシュする。そんなワーケーションにも最適な場所が、嬉野温泉公園です。

仕事中、誰しも一度くらいは「湯上がりに川のせせらぎとか聞きながら、仕事してみたいなあ」なんて、考えたことはあるのではないでしょうか?それが叶う環境が、嬉野温泉公園です。

いつもと違う環境で作業してみたくなったら、嬉野温泉公園でその素晴らしさを体感してみてくださいね。

※掲載内容は、取材当時の情報であり、変更の可能性があります。現地でご確認ください。

執筆者
大塚 たくま
ライター。嬉野温泉暮らし観光Webガイド編集長。月に一度、嬉野温泉に宿泊した取材活動を2020年から継続中。