一粒茶屋すいしゃで名物ミルフィーユカツ御膳を堪能してみた

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今回は嬉野市嬉野町の一粒(いちりゅう)茶屋すいしゃをご紹介します。

塩田川沿いにあるお店で、お米がウリのお店とのこと。旅館大村屋の北川さんからの紹介コメントを見てみましょう。

大村屋・北川
ミルフィーユカツは名作です。そして米屋さんなのでお米がとっても美味しくて大人気ですね。お子様に優しいメニュー(お子様御膳600円)があるので、ママ人気も高いですよ。

ミルフィーユカツ!いいですね、美味しそう……。

期待が高まる取材班。ミルフィーユカツはもちろん、さまざまな定食メニューをいただいてみようと思います。

敷地内を見て回るだけで面白い一粒茶屋すいしゃ

入店してすぐに想像を裏切られました。

店名に「茶屋」とあるので、和風の店内を想像していましたが、内装は和洋が混在しているような感じで、なかなかオシャレ。

古民家カフェのような雰囲気で、店内にはジャズが流れています。なんて心地よい空間なんだ……。

店内をぐるりと見渡すと、気になるものを発見。

えっ、「すいしゃ」って、店にマジであるの?

店名のとおり「すいしゃ」が本当にあるんです。稼働している水車を間近で見るのは、なかなか迫力があります。

ガッコン!ジャバア!ガッコン!ジャバア!!

この水車の隣にあるのが「すいしゃ精米所」。

精米所の中では、杵がさかんに動いていました。

精米は4~5時間かけてじっくり行っており、お米に熱を発生させないようにすることで、お米本来の味を損なわないようにされています。

さらに米ぬかの栄養素を、お米の中に吸収させる狙いもあるとのこと。こだわりがすごい……。

一粒茶屋すいしゃおすすめメニュー①ミルフィーユ御膳

一粒茶屋すいしゃの看板メニューが「ミルフィーユ御膳」です。ミルフィーユカツは、国産豚肉、チーズ、大葉が折り重なっています。

さっぱりしたポン酢タレが、ミルフィーユの層にまで絡んでいて、美味しい。ごはんも進みます。

ご飯はふっくらしていて、モッチモチです。お米本来の甘みをしっかり感じられます。おかずがなくても、どんどん食べ進められるような美味しさです。

ランチのご飯は佐賀県産米のさがびより・ひのひかり・夢しずくをローテーションで使用されています。白米かもち麦入りのタイプを選べて、おかわり自由です。

このご飯がおかわり自由というのは、ありがたい!!

一粒茶屋すいしゃおすすめメニュー②湯どうふ御膳

湯どうふ御膳では、嬉野温泉名物の湯どうふをいただくことができます。湯どうふには、地元の豆腐店である「福田とうふ店」の豆腐が使用されています。

佐賀県産大豆「フクユタカ」を100%使用している豆腐は、大豆の香りをしっかりと感じられます。

甘めのごまだれにつけていただきます。嬉野温泉の湯どうふの中でも、かなりふわっふわでトロットロの食感の湯どうふです。美味しい……。

最後は美味しいすいしゃ米に湯どうふで残った汁と、ごまだれをかけて雑炊にしていただきました。これが、めちゃめちゃ美味しいので、ぜひ試してほしいです……!

一粒茶屋すいしゃおすすめメニュー③ニンニクしょう油の唐揚げ御膳

ニンニクしょう油の唐揚げ御膳は、とにかくご飯が進む。「ごはんのおかわり自由」を思う存分に楽しみたい方におすすめです。

サクッ!ジュワジュワ……。

ニンニクしょう油でしっかりと下味がつけられた唐揚げからは、噛めば噛むほど旨味が噴き出します。

この唐揚げに、あの絶品すいしゃ米のコンビですよ。最高です。おかわりください。

一粒茶屋すいしゃで自然の美味しさに感謝

CHECK!
  • 店内にある大迫力の水車は必見
  • 絶品のミルフィーユカツはぜひ食べたい
  • モッチモチで甘みのあるご飯

いやー、全部めちゃ美味かったな……。

この美味しいご飯はお土産にもできます。ぜひ嬉野土産の新たな選択肢に「すいしゃ米」を選択肢に入れてみてください。

※掲載内容は、取材当時の情報であり、価格、営業時間、メニューなどは変更の可能性があります。現地でご確認ください。

執筆者
大塚 たくま
ライター。嬉野温泉暮らし観光Webガイド編集長。月に一度、嬉野温泉に宿泊した取材活動を2020年から継続中。