【財界九州5月号】社長インタビュー
財界九州5月号に社長インタビューが掲載されました。
以下抜粋
【都会に飽きた若者に田舎の良さを発信】
老舗旅館が格安旅館に売却されるなど、嬉野温泉も様変わりしている。そうした中、伝統ある嬉野温泉の良さを少しでも伝えていこうと、さまざまな企画を催しているのが大村屋の北川健太社長。同社長は「若い人ほど、都会的なものに飽きを感じていると思う。プロと組んで見せ方を工夫し、田舎の良さを知ってもらいたい」と話す。たとえば宿泊者と旅館関係者が対戦する「スリッパ温泉卓球大会」を毎月開催したり、武雄温泉の旅館と共同で、杉のクラフト展や温泉に杉ダマを浮かべる「杉と温泉ぐるぐる計画」に携わるなど、自分たちでアイディアを出し合い宿泊者を楽しませようとしている。今年1月には電気自動車「日産リーフ」の充電スポットを整備、宿泊者向けに充電サービスを開始した。同社長は「こうした試みを通じて、少しでも嬉野温泉の魅力が伝われば」と語る。