【佐賀新聞】若おかみ紹介〜H24.6.17〜
嬉野温泉で若おかみ修業に励む北川洋子さん(28)
今年3月、「大村屋」の北川健太社長(26)と結婚。
嬉野温泉でも最も歴史ある創業180年の老舗旅館。接客や経理を手伝いながら
華道や書道など、おかみの「心得」を学ぶ。
長崎県長与町出身。結婚前までは鳥栖市の結婚式場に勤務。
「人と話すことが好き」と接客業に愛着を感じているが
宿泊客との出会いは「一期一会」。限られた時間で満足感を与える難しさも感じる。
おつて年間100万人を誇った嬉野温泉の宿泊客も現在ほぼ半減。
まちおこしのアイディアマンとして知られる夫と一緒に
「和風旅館の文化を大事にしながら、まちを元気にする新アイディアを形にしたい」と意気込む。
昔から旅行好き。宿泊はもちろんホテルより旅館派。
「忙しそうなおかみが部屋に来てあいさつしてくれたのがうれしくて」。
そんな気さくなおかみが目標だ。
「徐々に自分のカラーを出しながら、女将を飛行機の客室乗務員のように
女の子のおこがれの職業にしたい」。嬉野市嬉野町。