お知らせ

【杉と温泉ぐるぐる計画】〜佐賀新聞 H22.9〜


『杉の香』楽しみ旅を

木工作家の杉のクラフト展や杉玉を浮かべた温泉を楽しむ「杉と温泉ぐるぐる計画(杉ぐる)」が10月2,3日の両日、武雄市と嬉野市、長崎波佐見で開かれる。各会場を結ぶ無料バスを運行。杉の温泉手形や、杉ちょこ付き地酒セットなど限定グッズも販売する。
ユキヒラ・モノデザイン事務所(武雄市、長尾行平代表)が企画。作品や案内看板などがすべてに県産杉の間伐材を使用する。人の手が入らなくなって荒れている山林も多く、環境問題の提起やまちおこしにつながることを期待している。
武雄温泉の「京都屋」(前田浩尚社長)と嬉野温泉の「大村屋」(北川健太社長)の2旅館が協力。
大浴場に杉が香る杉玉風呂が2日限定登場するほか、12月末までに計4回温泉に入ることができる杉製の温泉手形(千円、200枚限定)を販売する。
クラフト展は波佐見町のギャラリー「モンネポルト」で。新進気鋭の木工作家による木目が美しい食器や家具・インテリアを多数展示する。
現代人の生活と杉の新たな関係や自然との共生などをテーマに掲げている。

「杉ぐる」はすべて実行委員の手作り。長尾代表や出店作家たちが集まって杉玉や道案内の立て看板などを作った。

バスは京都屋を発着点にモンネポルト、大村屋を周回。午前10時半〜午後7時半まで1時間ごとに1日10便運行する。