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【杉と温泉ぐるぐる計画】〜朝日新聞 H22.9.27〜


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長崎県波佐見町にある築80年の製陶所跡のギャラリー「モンネポルト」で、九州各地の木工作家たちが杉をテーマにした作品を集めた「杉ぐる・クラフト展」が10月2日と3日にある。波佐見町に隣接する武雄温泉と嬉野温泉の二つの旅館も協力。湯船に香りが良い杉玉も浮かべて楽しんでもらう「杉と温泉ぐるぐる計画」を企画した。
クラフト展は、武雄市のグラフィックデザイナーらが市議の良さを再確認してもらおうと、福岡や佐賀、長崎、大分、宮崎の約20の工房に開催を呼びかけた。杉製の年輪時計やベンチ、げた、いす、おちょこ、皿、こま、おもちゃ、ペンダントなど約千点を展示する。天然酵母ピザも杉材を使った石釜で焼き、1日限定30枚で売り出す。話を聞いた武雄温泉の「京都屋」と嬉野温泉の「大村屋」が、「遠くからのお客さんに温泉につかってもらえたら」と乗り出した。湯船に多くの杉玉を浮かべ、手触りと香りを味わってもらう。「杉ぐる温泉手形」(千円)を発行する。200枚限定で、今年末まで有効。1枚で2つの旅館で各2回入浴できる。

さらに京都屋は温泉手形付きで2人から1泊2食・1万1700円、大村屋は同じ条件で1万2750円の特別プランや、杉ちょこ付き地酒セット3千円も用意。クラフト展会場と2つの旅館の3ケ所を「トライアングル」で結ぶマイクロバスを運行する。

宿泊申し込みやバス運行の問い合わせは京都屋(0954・23・2171)か大村屋(0954・43・1234)へ。企画問い合わせはユキヒラ・モノデザイン事務所(0954・26・2279)。モンネポルトは(0956・85・8155)。