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【西日本新聞】嬉野温泉で乳がん患者の集い〜H23.10.20〜


癒やし 癒やされ 再発防止

このイベントは世界的規模で10月に実施される乳がん啓発の
「ピンクリボン」運動に合わせて、嬉野温泉旅館組合「おかみの会」(12人)が「ホッとマンマin嬉野」と銘打って、毎年開いている。

会場の旅館・山水には県内や福岡、長崎から30人が集まった。
闘病中や再発の不安を抱えた人たちだというのに、食事会は同窓会のようににぎやかだった。
「手術して7キロもやせちゃってね」とあっけらかんと話す女性に向かいの席の女性は「うらやましい。私は逆にストレスで太る一方。せめて体重くらいは落ちてもらわないと、乳がんになった価値がない」と冗談で返した。

〜中略〜

おかみの会の取り組みが医学的にも根拠付けられた形で女将さんたちもうなずいていた。とりわけ北川節子会長には感慨深かった。
自らも3年前、右の乳房にがん細胞が見つかり、乳房を温存しながら手術を受けている。再発への不安から年2回の健康診断は欠かさない。
「今は、ほっとマンマに参加される皆さんから、私自身が元気をもらってます。今年もこうして元気に女将業をやれることに感謝しています」と北川会長。癒やして、癒やされて。
ほっとマンマは来年、10回目を迎える。

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